- スマホでゲームをする時、コントローラーを繋ぎたい
- いつもPCに繋げる機器って、スマホで使えないの?
この記事でUSB OTGがわかれば、きっとスマホが便利になりますよ。
USB OTGの
- 意味
- 対応機種の確認方法
- 利用方法
スマホが便利になる「USB OTG」って何?
1.「USB OTG」とは
USB OTGとは「USB On-The-Go」の事。
アダプタを使うことで、USB機器を、直接スマホに接続して使うことができる機能です。
USBケーブルを使ったり、PCのUSBポートに直接挿したりして使っていたUSB機器が、スマホに接続して使える機能になります。
具体例は後ほど、解説します。
【対応OS】
・Android 3.1 以降(2011年リリース)
・iOS 7 以降(2013年リリース)【対応USB機器】
・「USB 2.0」規格以降の対応製品
iPhoneの場合は、こちらもご注意ください。
iPhoneでは、「MFi認証」というAppleが定めた性能基準を満たした製品とそうでないものがあるが、OTGを利用する場合は「MFi認証」の製品の購入をおすすめする。
また、変換ケーブルを使ったiPhoneのホスト機能の利用に関しては、接続するUSB機器との相性があるため、購入前に確認しておきたい。
2.スマホが対応しているか、簡単に確認する方法
iPhoneの場合は、OS、製品に認証があるか、相性は悪くないかを確認してください。
Androidの場合は、こちらのアプリで確認できます。
OKの場合の表示
3.USB OTGを使ってできること
具体例1.コントローラーを接続
XboxOneコントローラーをUSBケーブルで接続できます。
もし、動作が不安定な場合は、有線接続を試してみてはいかがでしょうか。
具体例2.USBメモリを接続
USBメモリを直接挿せます。画像は「BUFFALO RUF3-SP16G-BK」ですが、他のUSBメモリでも使えました。
具体例3.ペンタブを接続
具体例4.キーボードを接続
持ち運び用のモバイルキーボード「TOR-BT03」も接続できます。
私が使っている「ミヨシ TOR-BT03」は、有線/無線 両方対応していて、折り畳めて軽いのに不思議と、とても打ちやすいので、おすすめのモバイルキーボードです。
4.接続するには
準備
1.スマホと機器が、USB OTG対応か確認。
2.USBのタイプを確認。スマホと接続する機器のUSB、それぞれ確認します。
よく使われるUSBの種類
正式名称:USB2.0 / 3.0 / 3.1 Type-A
よく使われる表記:USB
PCに接続しているUSBは、このタイプです。
正式名称:Micro USB2.0 Type-B
よく使われる表記:Micro USB
上下で長さが違う形のMicro USB。Androidの機種によっては、このタイプの場合もあります。
正式名称:USB3.1 Type-C
よく使われる表記:Type-C
Apple製品ではない、楕円の形はこのタイプです。
Lightningケーブル
ライトニングケーブルも楕円ですが、Type-Cより小さいです。
※よく使うケーブルについては「【写真付き】パソコンでよく使うケーブルの種類」でも解説しています。
アダプタを用意
アダプタは100円ショップに売っています。
画像の商品はセリアで見つけました。
接続方法
スマホ – USB変換アダプタ – USBケーブル – 接続機器
と、順番に接続するだけです。
※スマホの機種によっては、USB OTGを有効にする機種もあるので、接続できない場合は、設定画面も確認してください。
メリットと、注意点
メリット
有線接続できると、電池切れの心配がなく、充電の必要がないので、思い立った時にいくらでも使える所がメリットです。
注意点
1.スマホバッテリーの減りが早い場合は注意
スマホから機器に電源を供給するので、いつも以上に減ることになるので注意が必要です。
2.アダプタ、ケーブルが増える
荷物が増えます。小さいアダプタはなくさないように。
3.機器の説明欄では、対応しているか分からないものがある
これから新しく購入する場合で、公式の説明に記載がない場合、レビューや、問い合わせを活用して情報収集した方が良いと思います。
まとめ
今回は、スマホにUSB機器を直接接続できる「USB OTG」について解説しました。
有線/無線を必要に応じて、使い分けられるといいですよね。
選択肢を増やす意味でも、一度スマホが対応しているかチェックしてみてはいかがでしょうか。


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