この記事では、ペンタブレットの「HUION HS64」について、レビューしています。
Zoomのホワイトボードで使用したくて、購入しましたが、とても快適に使用できています。
Zoomの他にも、いろんなソフトで試してみたので、ぜひ見てみてください。

IT系社会人である私が、わかりやすく説明していきます。
- WEB会議のホワイトボードで使えるペンタブを探している
- ペンタブが必要になったが、できるだけ安くすませたい
- HUION HS64の使用感を知りたい
- HUION HS64が、Zoom以外に何に使えるのか知りたい
【Zoomに最適!スマホでも】ペンタブHUION HS64 レビュー【ゲームも】
ペンタブHUION HS64は、Zoomホワイトボード使用なら充分だった!
HUION HS64を、使ってきた中で感じたことをまとめます。
1.Zoomホワイトボード利用なら申し分ない!
もともとの利用目的が「Zoomホワイトボードでの使用」だったので、全く申し分ないです。
マウスで線を書いたり、手書き文字を書いたりするのは大変でした。
マウスで書くと、線がプルプルしてますよね。
2.スマホ接続が簡単!
スマホで使うには、接続するだけだったので、とても簡単です。
USB変換アダプタも、MicroUSB(Micro-B)、Type-Cの両方が同梱されているので、スマホがOTGに対応していればすぐに使えます。
主要な目的がWEB会議用だったので、出したり、しまったりを頻繁にしていますが、軽いのでとても楽です。
私のように、常にPCと一緒に使う場合、充電をするより、ケーブルを繋いだ方が手軽です。
タブレットもペンも、充電がいらないので、急に使うことになっても焦ることがありません。
5.安い!
イラストを書く用途ではなかったので、安くてZoomに使えるペンタブを探していました。
「1万超えてきたらしんどいな…」
と思っていたので、HUION HS64は、うってつけでした。
しかもゲームにも使えたので、用途が広がりそうです。
Zoomの利用だけでお探しの方は、後半の接続方法をご確認ください。
他の用途でお探しの方は、次からは、対応ソフトについて解説していきます。
公式に掲載されている 対応ソフト
HUION HS64の公式ページに掲載されているソフトを確認してみましょう。
出典:HS64 – HUION
商品名はこちらです。
本格的な、イラスト作成ソフトに対応しているのが、わかります。
Painter
SAI
GIMP
CLIP STUDIO PAINT
Krita
ibisPaint
実際に使ってみました
実際に、公式ページに記載されているソフトも含めて、いろいろなソフトで試してみました。
一覧にまとめた表が、こちらです。
接続先 | ジャンル | ソフト・アプリ | 操作できたか |
---|---|---|---|
PC | イラスト作成ソフト | GIMP | ◯ |
ホワイトボード | Zoom | ◯ | |
Google Jamboard | △ | ||
簡易なペイントソフト | ペイント | ◯ | |
ペイント3D | ◯ | ||
AzPainter2 | ✕ | ||
PIXLR X | ✕ | ||
PCゲーム | Coloring Game 3 | ◯ | |
わすれなオルガン | ◯ | ||
Android | ホワイトボード | Zoom | ◯ |
イラスト作成アプリ | アイビスペイントX | ◯ | |
画像編集アプリ | PicsArt | ◯ |
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次の項目では、実際に書いてみた画像で説明していきます。
1.HUION HS64 設定画面
設定画面で、ためし書きをすると、筆圧も表現されています。
この表現が他のソフトで出るのか確認します。
2.本格的なイラスト作成ソフト
GIMP(イラスト作成ソフト)
無料でも多機能のイラスト作成ソフト「GIMP」では、筆圧も表現できています。
3.ホワイトボード
3-1.Zoom(WEB会議のホワイトボード)
筆圧は表現されていませんが、文字を書くのには、何の問題もありません。
3-2.Google Jamboard(ブラウザで使うホワイトボード)
Googleアカウントがあればすぐに使える、ホワイトボード機能の「Jamboard」ですが、出だしが苦手なようです。
書き始めが点になっています。
4.簡易なペイントソフト
4-1.ペイント(Windows標準ソフトのペイントソフト)
Windows標準ソフトの「ペイント」は、文字を書くのであれば問題ありません。
4-2.ペイント3D(Windows標準ソフトのペイントソフト)
Windows標準ソフト「ペイント3D」も、文字を書くのは問題ありません。
4-3.AzPainter2(ペイントソフト)
無料のペイントソフト「AzPainter2」では、フリーハンドの「自由線」は全く反応しませんでした。
「直線」にすると線は書けました。
タブレットモードにして筆圧に対応する設定がありますが、HUION HS64では反応しませんでした。
2011年に開発が終わっているので、今後も対応予定はないと思います。
4-4.PIXLR X(ブラウザで使うペイントソフト)
ブラウザで使えるペイントソフト「PIXLR X」で試してみました。
「た」を書こうとしたところですが、書き出しの点しか反応しませんでした。
5.PCゲーム
5-1.Coloring Game 3(塗り絵ゲーム)
指定された番号の色を塗っていくと、絵が完成する「Coloring Game 3」で試してみました。
問題なく反応しました。
画面上の移動が楽なので、操作しやすいです。
まっすぐ線をひくことは難しいですが、1マスづつ塗っていくのはやりやすいです。
5-2.わすれなオルガン(クリッカーゲーム)
クリックを繰り返して、イベントや、ストーリーを進めていく「わすれなオルガン」で試してみました。
問題なく反応しました。
マウスでクリックするより手が疲れなさそうです。
ウィンドウモードにして移動距離を短くすると、なお疲れないと思います。
6.スマホアプリ
6-1.Zoom(WEB会議アプリ版)
アプリ版のホワイトボードでも確認しました。
PC版と同様に、文字を書くには問題ありません。
6-2.アイビスペイントX(本格的なイラスト作成アプリ)
スマホでも、本格的にイラストが描ける「アイビスペイントX」では、しっかり筆圧も表現されています。
6-3.PicsArt(画像編集アプリ)
いろんな加工が楽しめる「PicsArt」では、文字を書いたり、操作をするには問題ありません。
接続方法
接続は、とても簡単です。
PCで使う場合
1.ドライバをダウンロードします(ダウンロードページ)
2.ペイントソフトなどを閉じて、ドライバをインストール
3.接続すれば使えます
スマホに接続するだけで使えます。
この順番で接続していくだけです。
1.スマホ
2.付属のUSB変換アダプタ
3.付属のケーブル
4.HUION HS64(タブレット)
※スマホの機種によっては「OTG機能」を有効にする必要があるようです。
商品情報
外形寸法:200x166x8mm
質量:258g
ペン:バッテリーフリー
筆圧感知:8192レベル
対応OS:Windows 7以上、macOS 10.12以上のPC、Android 6.0以上でOTG対応のスマホ
主な同梱物
① タブレット(ショートカットキーが4つあります)
② ペン
③ ケーブル 1.5m
④ USB変換アダプタ(MicroUSB、Type-C)
⑤ ペン芯を交換するためのピンセット
⑥ 交換用ペン芯(8本)
⑦ 説明書
気になる点
1.PC起動時に、スクリーンキーボードが起動する
PCを起動した後にログインする画面で、スクリーンキーボードが起動するようになりました。
インストールしたドライバの影響だと思います。
ただ、起動後は、スクリーンキーボードは消えていますし、キーボード操作に問題はないので、支障はないです。
2.イラスト以外の、対応ソフトは注意が必要
様々なイラスト作成ソフトに対応していることは、公式サイトに掲載してありますが、それ以外の用途だと、使用できるかどうかはソフトによるようです。
使いたいソフトやアプリがある方は、事前に調べておいた方が良いと思います。
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