こんにちは。
PCゲーム初心者向け解説ブログ「ゲーム初心者で苦労自慢」のあっちです。
この記事では、いま観れる、ゲーム業界を描いたドキュメンタリー作品を集めました。
今では一大産業となり、さらに発展をしているゲーム業界ですが、創成期や、作品が誕生した時のエピソードは、とても興味深いものばかりです。
サービスによっては、無料体験で観れる作品もあるので、気になった作品は、ぜひゲームの合間に観てみてください。

全部鑑賞した私が、内容をざっくり分類したので、いまの気分で作品を選んでみてください。
※本ページの情報は、2021年2月時点のものです。最新の配信状況は、それぞれの公式サイトにてご確認ください。
【2021年】いま観れる!ゲーム業界を描いたドキュメンタリー作品
作品 概要
独断で、分類してみました。
どのサービスで観れるかは、作品詳細欄で説明しています。
作品名をクリックすると、このページの作品詳細欄にジャンプします。
作品名 | 内容 | 時間 | |
---|---|---|---|
1 | ビデオゲーム THE MOVIE |
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101分 |
2 | ハイスコア:ゲーム黄金時代 |
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約40分x6回 |
3 | リーグ・オブ・レジェンドの原点 |
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77分 |
4 | Archipel |
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10~30分程度 |
5 | Indie Game: The Movie |
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103分 |
6 | セガvs.任天堂 / Console Wars |
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91分 |
7 | ビジネスウォーズ 任天堂 対 ソニー |
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約30分x6回 |
【アイコンの説明】
:プレイヤー目線 楽しい、懐かしい
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
:ビジネス寄り シリアスで挑戦的
作品 詳細
1.「ビデオゲーム THE MOVIE」
【内容】
:プレイヤー目線 楽しい、懐かしい
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
あらすじ
世界初のアーケードゲームが開発された1973年から、40年間のゲーム業界の軌跡を追ったドキュメンタリー。
感 想
テレビゲームの創世期から、この映画が公開された2015年あたりまでの歴史を網羅しています。
ゲームハードの話は、PCゲームの話題まで含まれています。
オープニングから、ゲームの一場面が次々と出てくるので、好きなゲームタイトルが出てくると、すごい嬉しいです。
ゲームソフトや、ゲーム開発の話が多いですが、軸になっているのは、プレイヤーのことです。
昔、どのようにゲームを楽しんでいたか、という話は、とても微笑ましいですし、自分の話もしたくなります。
また、
プレイヤーが、ゲームに何を望んでいたか
今後、どのようなゲーム体験をしたいと思っているか
が語られています。
自分は、この先どんなゲームがしたいのか、そんなことを想像したくなる映画です。
YouTubeで見る(有料)
Google Playで見る(有料)
2.「ハイスコア:ゲーム黄金時代」
【内容】
:プレイヤー目線 楽しい、懐かしい
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
あらすじ
1980年代、90年代の、ビデオゲーム機器やゲームソフトの変遷をまとめたシリーズ。
感 想
ビデオゲームの歴史を、丁寧に紐解いています。
取り上げている作品については、細かいトピックもあって、面白い発見もありました。
いろんなクリエイターの方のインタビューが聞けて、とても興味深く聞いていました。
それが、最終話を観ていると「あなたは、どんなゲームを作りますか?」と聞かれているような気がしてきました。
丁寧なインタビューの裏には、そんなメッセージがあったのかもしれません。
3.「リーグ・オブ・レジェンドの原点」
【内容】
:プレイヤー目線 楽しい、懐かしい
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
:ビジネス寄り シリアスで挑戦的
あらすじ
世界中で人気の「League of Legends(LoL)」を開発、運営する、ライアットゲームズについて、描かれています。
感 想
LoLを開発後、世界大会を開催し、eスポーツとして商業的に発展させてきた経緯が分かります。
失敗談も語られていますが、ユーザーと真剣に向き合い、会社を信頼してもらおうとしてきた考えに、好感が持てました。
ライアットゲームズは2020年に「VALORANT」をリリースしていますので、こちらの今後の展開も楽しみです。
4.「Archipel」
【内容】
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
あらすじ
日本のクリエイターとアーティストにスポットをあてているYoutubeチャンネル。
有名ゲームクリエイターの回や、ドリームキャストの回もあります。
感 想
インタビューでも、見せ方によって、ぜんぜん印象が変わるんだな、と思いました。
動画が、洗練されていて、クリエイターへのリスペクトを感じます。
ゲームクリエイターへのインタビューでは、名作ゲームの裏話が聞けます。
誕生したきっかけ、制作過程の紆余曲折、ビジネスとしてどうだったか。
そして、組織で働くこと、キャリアを重ねて思うこと、若手の育成の話もあり、仕事をしている方、これからする方にも参考になるお話が聞けると思います。
5.「Indie Game: The Movie」
【内容】
:クリエイター目線 当事者の裏話が興味深い
あらすじ
インディーゲーム「Super Meat Boy」「FEZ」「Braid」を開発した方々を追ったドキュメンタリー。
ゲームがセットになったバンドルもあります。
感 想
開発途中のエピソードや心境は、個人制作が簡単ではないことがよくわかります。
ただ、ゲームへの個人的な思い入れや、細かなディテールで表現したかった世界観などの話があり、もっとゲームを味わいたいと思いました。
自己表現の1つとなったゲーム制作は、今後ますます発展するでしょうし、どんなゲームが今後発売されていくのか、とても楽しみです。
「Indie Game: The Movie」をSteamで見る(有料)
6.「セガvs.任天堂 / Console Wars」
【内容】
:ビジネス寄り シリアスで挑戦的
あらすじ
1990年のアメリカ、世界で知られるゲーム会社となった任天堂と、それに立ち向かうセガの戦いを描いたドキュメンタリー。
感 想
アメリカのセガの話が主軸です。
発売するハードウェアの名称も、アメリカ版の名前になっています。
人材をどう活かしてきたのか、イメージ戦略、ライバル会社への転職など、アメリカならではの、戦い方が描かれています。
セガで働いていた方々が、今でもその頃を大切に思っている、というのが印象的でした。
吹き替えもあるので、見やすい方を選べます。
7.「ビジネスウォーズ 任天堂 対 ソニー」
【内容】
:ビジネス寄り シリアスで挑戦的
あらすじ
1990年代、世界的なシェアを持つ任天堂と、プレイステーションを開発し挑んでいくソニーとの戦いを描いたPodcast。
感 想
両社とも「見たことないものを、届ける!」という気合いが感じられました。
ハードウェアの技術的な話や、マーケティング戦略の話があって、とても興味深いです。
プレイステーション発売当日の様子も描かれているので、記憶にある方は懐かしいと思います。
ゲームタイトルについては、マリオの他にも、今でも続く人気シリーズの話や、名作として名前があがるゲームについても触れられています。
「音声だけだと、どうなんだろう…」
と不安な方は、芸人のパンサー向井さんが、1回目をナビゲートしている特別放送も聴けるので、そちらから聞くと、入りやすいかもしれません。
ブラウザからも聞けます。
「ビジネスウォーズ 任天堂 対 ソニー」の公式ページを開く
「任天堂 対 ソニー」は、ページの下の方にあります。
まとめ
今回は、いま観ることのできる、ゲーム業界を描いたドキュメンタリー作品をまとめました。
戦略や熱意がヒリヒリしていて、とても興味深かったです。
新しいジャンルを開拓したり、新製品を開発する時の力強さは、作品を味わっているだけの私でも元気づけられる気がしました。
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